結婚という契約 2
「彼女が言っていた言葉はすべてこの日のためのものだったんです。
騙されていたんです。
ぼくの心はもみくちゃに弄ばれていたんです。
真実なんかどこにもなかったのか。
何から何まですべては無駄なことをしていたのか。
この何年もの努力はこの時、一文の価値もなくなってしまったのです。
もっと重要なのはぼくの真心が粉々に砕かれてしまったことです。
ぼくは回れ右をして、そのまま立ち去ろうとしました。
その瞬間、ぼくの目には何も入っていませんでした。
すぐ横で急ブレーキの音がして、運転手の怒鳴り声がしましたが、ぼくは何も感じなかったし、自分がどこにいるのかも分かりませんでした」。
そんな風に傷ついた彼も国際結婚 相談所に通いはじめてから新たな恋に出会い、今ではとても幸せそうに暮らしています。