中央計画経済国の対外貿易
中央計画経済国の対外貿易における価格変化の見通しは、世界市場における価格とは異なる域内貿易の価格に2分されています。
コメコン域内貿易においてはここ数年来、燃料および原材料の相対的価格が徐々に上昇してきています。
1983年においては、過去5ケ年間の世界価格平均方式に基づき、世界市場価格における過去の変化が域内貿易の価格構造に組み入れられたため、燃料および原材料の純輸入国である東欧諸国の交易条件がさらに変化しました。
価格変化のほとんどはソ連との貿易に関係しているので、ソ連のコメコン域内における交易条件は改善しました。
これとは対照的に、市場経済国との貿易においては、東欧諸国およびソ連双方の交易条件は共に悪化したものとみられます。
これは主として、東欧諸国が市場経済国に輸出している燃料、原材料および食料の輸出価格が軟化していることに起因するものです。
中国の交易条件は、過去12ケ月から18ケ月の間、ほぼ変化していません。
今後の2年間において、コメコン域内において、液体燃料の純輸入国の交易条件はさらに悪化するものとみられます。