経常収支の主要動向 3
当時のソ連は、交易条件改善の好影響を受け、経常収支黒字を拡大させました。
1984年には、東欧諸国およびソ連の黒字幅はさらに拡大するものと見込まれています。
1983年における中国の経常収支黒字幅の縮小は輸入を増大させた意図的な政策の結果ですが、1984年にも経常収支黒字はさらに減少するものとみられます。
開発途上国による厳しい経常収支調整1983年において、資本輸入開発途上国の国際収支調整は極めて大きく、1980年代に入って初めて経常収支の総赤字幅が縮小しました。
最近のデータによれば、このような変化の規模は予想以上の大きさでした。
現在、全ての開発途上国が調整政策を採用するに至っており、エネルギー輸入国においては、1982年に始まった経常収支赤字の縮小傾向は1983年にはさらに強まっています。
また、赤字エネルギー輸出国にとっては、1983年は経常収支動向が急激な転換をみせた年です。
1982年までに、同諸国の経常収支は維持不可能なレベルまで悪化していました。
1983年における資本輸入開発途上国の経常収支改善は、主として、輸入水準を低下させる意図的な政策の結果です。