日本人だけが知らない外来の米売場 5
商業取引以外のケースでは、コメの持ち込みが認められていることもあります。
海外旅行のみやげ品として外国のコメを持ち込むことは、1人あたり100キロまでなら認められています。
精米機を海外にプラント輸出するにあたり、相手国のコメを試験用に持ってくるケースも認められています。
各国の大使館や駐留米軍が自分達で食べる分を持ち込むこともOKです。
このほかに、外国人が手荷物として持ち込む場合や、海外から国際郵便で送られるコメも例外とされています。
いずれも、100キロ未満までです。
こうしたケースは、いずれもコメを個人的に使用するもので、売買の対象とはならず、輸入にあたらないと解釈されています。
絶対量が少なく、しかも正規の販売ルートの外にあるので、問題なかろうという考えからです。
しかし、こうして日本に入ったコメも、他人に売買すれば、やはり違法となります。
食管法で禁じられたコメの無許可販売にあたるからです。
外国人の間で外国産米が販売されていることは、コメの流入経路がどうであれ、違法行為であることには変わりないのです。